ラムリサーチ(LRCX) vs アプライド・マテリアルズ(AMAT)
Lam Research(ラムリサーチ) と Applied Materials(アプライド・マテリアルズ) の主要指標を実データで並べて比較します。青い地のセルは、その指標で数字が有利な方(PER・PSR は低い方、成長率・利益率は高い方)です。
ラムリサーチ と アプライド・マテリアルズ、どっちを選ぶ? 「買い/売り」は断定できません。重視する軸で下の表を見てください:
- 割安さ重視 → PER・PSR が低い方
- 成長重視 → 売上 前年比 が高い方
- 収益性重視 → 営業利益率・粗利率 が高い方
- 株価と業績のズレを見たい → 乖離度(プラスが大きいほど株価先行、マイナスは業績先行)
5つの質問で比べる
| 質問 | LRCX | AMAT |
|---|---|---|
| 稼ぐ力は? | 本業のもうけは売上100円で35円営業利益率 35.3%(直近4四半期) | 本業のもうけは売上100円で30円営業利益率 29.6%(直近4四半期) |
| 伸びている? | 売上は1年前より+26%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.3倍 | 売上は1年前より+8%直近4四半期の合計で比較。4年前の同じ期間の 1.2倍 |
| つぶれにくい? | 現金が借金を上回る現金・短期投資 $5.6B / 借金 $3.7B | 現金が借金を上回る現金・短期投資 $9.2B / 借金 $7.7B |
| 株価と業績の伸びの差は? | 株価の伸びが売上よりかなり速い株価の伸び − 売上の伸び = +64pt(直近2年) | 株価の伸びが売上よりかなり速い株価の伸び − 売上の伸び = +54pt(直近2年) |
| 同業と比べて? | 半導体製造装置で 6社中 2位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=47% | 半導体製造装置で 6社中 4位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=26% |
目安は過去の決算から機械的に出したもので、売買のおすすめではありません。判定の決め方は各銘柄ページと同じです。
稼ぐ力:売上100円の使いみち
作るのにかかったお金売上原価研究開発研究開発費販売・管理の費用販管費など税金など税・その他最後に残るお金純利益
直近4四半期で、売上100円のうち最後に残るお金は LRCX が 31円、AMAT が 30円 です。作るのにかかったお金(売上原価)は LRCX 50円、AMAT 51円。
手元に残るお金(売上100円あたりの純利益)
LRCX(FY26(2026年6月期)まで)AMAT(FY25(2025年10月期)まで)
伸び:売上の推移(比較できる最初の年度=100)
LRCX(FY26(2026年6月期)まで)AMAT(FY25(2025年10月期)まで)
LRCX は 1.3倍、AMAT は 1.1倍(各社の最初の年度からの伸び)。会計年度の締め月は会社ごとに違うため、横軸は「直近年度から何年前か」でそろえています。
つぶれにくさ:売上100円あたりの自由に使えるお金(FCF)
LRCX(FY26(2026年6月期)まで)AMAT(FY25(2025年10月期)まで)
FCF=営業CF − 設備投資。マイナスの年は、本業の現金だけでは投資をまかなえていない年です。設備投資のデータが取れない年は線が途切れます。
期待:株価と業績のズレ(乖離度)と PSR
乖離度=直近2年の株価の年平均成長率 − 売上の年平均成長率。右(オレンジ)は株価先行、左(青)は業績先行。割安・割高を示すものではありません。
会社の値段は売上の何年分?(年度末の PSR)
LRCX(FY26(2026年6月期)まで)AMAT(FY25(2025年10月期)まで)
主要指標の比較
| 指標 | LRCX | AMAT |
|---|---|---|
| 時価総額 | $474.4B | $425.6B |
| PER(TTM) | 65.3× | 45.9× |
| PSR | 20.4× | 13.8× |
| 売上 前年比 | +30% | +25% |
| 営業利益率 | 37% | 34% |
| 粗利率 | 52% | 50% |
| 乖離度(直近2年) | +64.1pt | +54.2pt |
まとめ: PERが低いのは Applied Materials(AMAT)、高成長(売上YoY)は Lam Research(LRCX)、高収益(営業利益率)は Lam Research(LRCX)。 ※ 各指標の数字の比較で、銘柄の優劣や推奨ではありません。投資助言ではありません。
技術・事業の違い
ともに半導体製造装置の大手だが、得意工程が異なる。
- LRCXはエッチング(除去)と成膜(堆積)に強く、特に高アスペクト比の加工で3D NANDなどメモリ工程に深く関わる。
- AMATは成膜・エッチング・イオン注入・CMP・計測まで最も幅広い工程をカバーする総合装置メーカーで、材料エンジニアリング全般を網羅する。
- 装置産業は導入後の保守・消耗品(サービス)収入が安定収益源で、両社とも顧客のプロセス開発に深く食い込むことが堀になる。
よくある質問
ラムリサーチ と アプライド・マテリアルズ、PERが低いのはどっちですか?
PER(TTM)で比べると Applied Materials(AMAT)の方が低い水準です(LRCX: 65.3倍 / AMAT: 45.9倍)。PERの低さは将来の成長期待の差も反映するため、PERだけで株価の水準の良し悪しは決まりません。成長率・利益率と併せて見てください。
ラムリサーチ と アプライド・マテリアルズ、どっちが高成長ですか?
直近の売上 前年同期比は Lam Research(LRCX)の方が高いです(LRCX: +30% / AMAT: +25%)。
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出典: SEC EDGAR + Yahoo Finance(四半期化・分割調整済み、データ更新 2026-10-18)。情報提供・教育目的であり投資助言ではありません。データの作り方