United Parcel Service(UPS) vs フェデックス(FDX)
United Parcel Service と FedEx(フェデックス) の主要指標を実データで並べて比較します。青い地のセルは、その指標で数字が有利な方(PER・PSR は低い方、成長率・利益率は高い方)です。
UPS と フェデックス、どっちを選ぶ? 「買い/売り」は断定できません。重視する軸で下の表を見てください:
- 割安さ重視 → PER・PSR が低い方
- 成長重視 → 売上 前年比 が高い方
- 収益性重視 → 営業利益率・粗利率 が高い方
- 株価と業績のズレを見たい → 乖離度(プラスが大きいほど株価先行、マイナスは業績先行)
5つの質問で比べる
| 質問 | UPS | FDX |
|---|---|---|
| 稼ぐ力は? | データが足りません営業利益・純利益の開示が不足 | 本業のもうけは売上100円で5.8円営業利益率 5.8%(直近4四半期) |
| 伸びている? | 売上は1年前より−0%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 0.9倍 | 売上は1年前より+8%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.1倍 |
| つぶれにくい? | 借金が現金を上回る現金・短期投資 $4.7B / 借金 $24.5B | 借金が現金を上回る現金・短期投資 $13.3B / 借金 $24.2B |
| 株価と業績の伸びの差は? | 売上の伸びが株価より速い株価の伸び − 売上の伸び = −23pt(直近2年) | 株価の伸びが売上よりやや速い株価の伸び − 売上の伸び = +23pt(直近2年) |
| 同業と比べて? | 資本財で 16社中 16位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=6% | 資本財で 16社中 14位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=13% |
目安は過去の決算から機械的に出したもので、売買のおすすめではありません。判定の決め方は各銘柄ページと同じです。
稼ぐ力:売上100円の使いみち
作るのにかかったお金売上原価研究開発研究開発費販売・管理の費用販管費など税金など税・その他最後に残るお金純利益
手元に残るお金(売上100円あたりの純利益)
UPS(FY24(2024年12月期)まで)FDX(FY26(2026年5月期)まで)
伸び:売上の推移(比較できる最初の年度=100)
UPS(FY24(2024年12月期)まで)FDX(FY26(2026年5月期)まで)
UPS は 0.9倍、FDX は 1.1倍(各社の最初の年度からの伸び)。会計年度の締め月は会社ごとに違うため、横軸は「直近年度から何年前か」でそろえています。
つぶれにくさ:売上100円あたりの自由に使えるお金(FCF)
UPS(FY24(2024年12月期)まで)FDX(FY26(2026年5月期)まで)
FCF=営業CF − 設備投資。マイナスの年は、本業の現金だけでは投資をまかなえていない年です。設備投資のデータが取れない年は線が途切れます。
期待:株価と業績のズレ(乖離度)と PSR
乖離度=直近2年の株価の年平均成長率 − 売上の年平均成長率。右(オレンジ)は株価先行、左(青)は業績先行。割安・割高を示すものではありません。
会社の値段は売上の何年分?(年度末の PSR)
UPS(FY24(2024年12月期)まで)FDX(FY26(2026年5月期)まで)
主要指標の比較
| 指標 | UPS | FDX |
|---|---|---|
| 時価総額 | $94.2B | $97.4B |
| PER(TTM) | 13.4× | 22.0× |
| PSR | — | 1.0× |
| 売上 前年比 | +8% | +13% |
| 営業利益率 | 4% | 6% |
| 粗利率 | — | — |
| 乖離度(直近2年) | -23.4pt | +23.4pt |
まとめ: PERが低いのは United Parcel Service(UPS)、高成長(売上YoY)は FedEx(FDX)、高収益(営業利益率)は FedEx(FDX)。 ※ 各指標の数字の比較で、銘柄の優劣や推奨ではありません。投資助言ではありません。
技術・事業の違い
両社とも世界的な物流大手だが、ネットワーク思想が異なる。
- UPSは陸送中心の統合型ネットワークで、地上配送の効率と密度に強みがあり、EコマースやB2B貨物を担う。
- FDX(フェデックス)は航空による翌日・速達配送が出自で、Express・Ground・Freightなど事業ユニットを分けて運営してきた。
- 両社とも燃料費・人件費・配送密度に収益が左右され、Eコマース構成比やラストワンマイル効率が利益率の鍵となる。
よくある質問
UPS と フェデックス、PERが低いのはどっちですか?
PER(TTM)で比べると United Parcel Service(UPS)の方が低い水準です(UPS: 13.4倍 / FDX: 22.0倍)。PERの低さは将来の成長期待の差も反映するため、PERだけで株価の水準の良し悪しは決まりません。成長率・利益率と併せて見てください。
UPS と フェデックス、どっちが高成長ですか?
直近の売上 前年同期比は FedEx(FDX)の方が高いです(UPS: +8% / FDX: +13%)。
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出典: SEC EDGAR + Yahoo Finance(四半期化・分割調整済み、データ更新 2026-10-18)。情報提供・教育目的であり投資助言ではありません。データの作り方