ブロードコム(AVGO) vs マーベル(MRVL)
Broadcom(ブロードコム) と Marvell(マーベル) の主要指標を実データで並べて比較します。青い地のセルは、その指標で数字が有利な方(PER・PSR は低い方、成長率・利益率は高い方)です。
ブロードコム と マーベル、どっちを選ぶ? 「買い/売り」は断定できません。重視する軸で下の表を見てください:
- 割安さ重視 → PER・PSR が低い方
- 成長重視 → 売上 前年比 が高い方
- 収益性重視 → 営業利益率・粗利率 が高い方
- 株価と業績のズレを見たい → 乖離度(プラスが大きいほど株価先行、マイナスは業績先行)
5つの質問で比べる
| 質問 | AVGO | MRVL |
|---|---|---|
| 稼ぐ力は? | 本業のもうけは売上100円で48円営業利益率 48.0%(直近4四半期) | 本業のもうけは売上100円で17円営業利益率 16.5%(直近4四半期) |
| 伸びている? | 売上は1年前より+49%直近4四半期の合計で比較。4年前の同じ期間の 2.8倍 | 売上は1年前より+31%直近4四半期の合計で比較。4年前の同じ期間の 1.7倍 |
| つぶれにくい? | 借金が現金を上回る現金・短期投資 $24.0B / 借金 $59.4B | 借金が現金を上回る現金・短期投資 $3.9B / 借金 $5.0B |
| 株価と業績の伸びの差は? | 株価の伸びが売上よりかなり速い株価の伸び − 売上の伸び = +27pt(直近2年) | 株価の伸びが売上よりかなり速い株価の伸び − 売上の伸び = +44pt(直近2年) |
| 同業と比べて? | 半導体で 30社中 6位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=93% | 半導体で 30社中 13位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=49% |
目安は過去の決算から機械的に出したもので、売買のおすすめではありません。判定の決め方は各銘柄ページと同じです。
稼ぐ力:売上100円の使いみち
作るのにかかったお金売上原価研究開発研究開発費販売・管理の費用販管費など税金など税・その他最後に残るお金純利益
直近4四半期で、売上100円のうち最後に残るお金は AVGO が 43円、MRVL が 28円 です。作るのにかかったお金(売上原価)は AVGO 31円、MRVL 48円。
手元に残るお金(売上100円あたりの純利益)
AVGO(FY25(2025年11月期)まで)MRVL(FY26(2026年1月期)まで)
伸び:売上の推移(比較できる最初の年度=100)
AVGO(FY25(2025年11月期)まで)MRVL(FY26(2026年1月期)まで)
AVGO は 1.9倍、MRVL は 1.4倍(各社の最初の年度からの伸び)。会計年度の締め月は会社ごとに違うため、横軸は「直近年度から何年前か」でそろえています。
つぶれにくさ:売上100円あたりの自由に使えるお金(FCF)
AVGO(FY25(2025年11月期)まで)MRVL(FY26(2026年1月期)まで)
FCF=営業CF − 設備投資。マイナスの年は、本業の現金だけでは投資をまかなえていない年です。設備投資のデータが取れない年は線が途切れます。
期待:株価と業績のズレ(乖離度)と PSR
乖離度=直近2年の株価の年平均成長率 − 売上の年平均成長率。右(オレンジ)は株価先行、左(青)は業績先行。割安・割高を示すものではありません。
会社の値段は売上の何年分?(年度末の PSR)
AVGO(FY25(2025年11月期)まで)MRVL(FY26(2026年1月期)まで)
主要指標の比較
| 指標 | AVGO | MRVL |
|---|---|---|
| 時価総額 | $1.86T | $164.5B |
| PER(TTM) | 48.6× | 62.3× |
| PSR | 20.9× | 17.4× |
| 売上 前年比 | +86% | +37% |
| 営業利益率 | 54% | 17% |
| 粗利率 | 69% | 53% |
| 乖離度(直近2年) | +26.7pt | +44.3pt |
まとめ: PERが低いのは Broadcom(AVGO)、高成長(売上YoY)は Broadcom(AVGO)、高収益(営業利益率)は Broadcom(AVGO)。 ※ 各指標の数字の比較で、銘柄の優劣や推奨ではありません。投資助言ではありません。
技術・事業の違い
ともにカスタムASICとデータセンター向け接続シリコンを手掛けるが、規模と事業の幅が異なる。
- AVGOはカスタムASIC・ネットワーキングに加え、無線/有線/ストレージ接続の広範な半導体と、買収で得た大型インフラソフト事業を持つ巨大複合体。
- MRVLはデータセンター向けに特化色が強く、カスタムシリコン、電気・光のインターコネクト、DPU、ストレージコントローラなどに集中する。
- 両社とも超大手クラウド向けカスタムチップで競合するが、AVGOは事業の多角化、MRVLはデータインフラへの集中という違いがある。
よくある質問
ブロードコム と マーベル、PERが低いのはどっちですか?
PER(TTM)で比べると Broadcom(AVGO)の方が低い水準です(AVGO: 48.6倍 / MRVL: 62.3倍)。PERの低さは将来の成長期待の差も反映するため、PERだけで株価の水準の良し悪しは決まりません。成長率・利益率と併せて見てください。
ブロードコム と マーベル、どっちが高成長ですか?
直近の売上 前年同期比は Broadcom(AVGO)の方が高いです(AVGO: +86% / MRVL: +37%)。
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出典: SEC EDGAR + Yahoo Finance(四半期化・分割調整済み、データ更新 2026-10-18)。情報提供・教育目的であり投資助言ではありません。データの作り方