インターコンチネンタル取引所(ICE) vs CME Group(CME)
Intercontinental Exchange(インターコンチネンタル取引所) と CME Group の主要指標を実データで並べて比較します。青い地のセルは、その指標で数字が有利な方(PER・PSR は低い方、成長率・利益率は高い方)です。
インターコンチネンタル取引所 と CME、どっちを選ぶ? 「買い/売り」は断定できません。重視する軸で下の表を見てください:
- 割安さ重視 → PER・PSR が低い方
- 成長重視 → 売上 前年比 が高い方
- 収益性重視 → 営業利益率・粗利率 が高い方
- 株価と業績のズレを見たい → 乖離度(プラスが大きいほど株価先行、マイナスは業績先行)
5つの質問で比べる
| 質問 | ICE | CME |
|---|---|---|
| 稼ぐ力は? | 本業のもうけは売上100円で41円営業利益率 40.7%(直近4四半期) | 本業のもうけは売上100円で65円営業利益率 65.1%(直近4四半期) |
| 伸びている? | 売上は1年前より+7%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.4倍 | 売上は1年前より+5%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.3倍 |
| つぶれにくい? | 金融機関は別の物差し預金・貸出が本業のため、現金と借金の比較は当てはまりません | 金融機関は別の物差し預金・貸出が本業のため、現金と借金の比較は当てはまりません |
| 株価と業績の伸びの差は? | 売上の伸びが株価より速い株価の伸び − 売上の伸び = −13pt(直近2年) | 株価と売上の伸びが近い株価の伸び − 売上の伸び = +2pt(直近2年) |
| 同業と比べて? | 金融で 13社中 6位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=45% | 金融で 13社中 2位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=67% |
目安は過去の決算から機械的に出したもので、売買のおすすめではありません。判定の決め方は各銘柄ページと同じです。
稼ぐ力:売上100円の使いみち
作るのにかかったお金売上原価研究開発研究開発費販売・管理の費用販管費など税金など税・その他最後に残るお金純利益
直近4四半期で、売上100円のうち最後に残るお金は ICE が 30円、CME が 63円 です。
手元に残るお金(売上100円あたりの純利益)
ICE(FY25(2025年12月期)まで)CME(FY25(2025年12月期)まで)
伸び:売上の推移(比較できる最初の年度=100)
ICE(FY25(2025年12月期)まで)CME(FY25(2025年12月期)まで)
ICE は 1.3倍、CME は 1.3倍(各社の最初の年度からの伸び)。会計年度の締め月は会社ごとに違うため、横軸は「直近年度から何年前か」でそろえています。
つぶれにくさ:売上100円あたりの自由に使えるお金(FCF)
ICE(FY25(2025年12月期)まで)CME(FY25(2025年12月期)まで)
FCF=営業CF − 設備投資。マイナスの年は、本業の現金だけでは投資をまかなえていない年です。設備投資のデータが取れない年は線が途切れます。
期待:株価と業績のズレ(乖離度)と PSR
乖離度=直近2年の株価の年平均成長率 − 売上の年平均成長率。右(オレンジ)は株価先行、左(青)は業績先行。割安・割高を示すものではありません。
会社の値段は売上の何年分?(年度末の PSR)
ICE(FY25(2025年12月期)まで)CME(FY25(2025年12月期)まで)
主要指標の比較
| 指標 | ICE | CME |
|---|---|---|
| 時価総額 | $74.7B | $85.3B |
| PER(TTM) | 18.5× | 19.9× |
| PSR | 5.6× | 12.6× |
| 売上 前年比 | +11% | +1% |
| 営業利益率 | 39% | 65% |
| 粗利率 | — | — |
| 乖離度(直近2年) | -13.0pt | +1.6pt |
まとめ: PERが低いのは Intercontinental Exchange(ICE)、高成長(売上YoY)は Intercontinental Exchange(ICE)、高収益(営業利益率)は CME Group(CME)。 ※ 各指標の数字の比較で、銘柄の優劣や推奨ではありません。投資助言ではありません。
技術・事業の違い
ともに取引所運営企業だが、取り扱う市場が異なる。
- ICE(インターコンチネンタル取引所)は商品・エネルギー先物に加え、NYSE(株式上場)や住宅ローン・債券データなど金融インフラへ多角化している。
- CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は金利・株価指数・商品・通貨などのデリバティブ(先物・オプション)に強い。
- 両社とも売買高に連動する手数料と、清算・データ配信という安定収益を併せ持つ取引所モデル。
よくある質問
インターコンチネンタル取引所 と CME、PERが低いのはどっちですか?
PER(TTM)で比べると Intercontinental Exchange(ICE)の方が低い水準です(ICE: 18.5倍 / CME: 19.9倍)。PERの低さは将来の成長期待の差も反映するため、PERだけで株価の水準の良し悪しは決まりません。成長率・利益率と併せて見てください。
インターコンチネンタル取引所 と CME、どっちが高成長ですか?
直近の売上 前年同期比は Intercontinental Exchange(ICE)の方が高いです(ICE: +11% / CME: +1%)。
詳細・関連
米国株をはじめるには証券口座が必要です PR
口座の開設は各社の公式サイトから。手数料・取扱銘柄・キャンペーン等の最新条件は必ず各社公式サイトでご確認のうえ、ご自身の判断で比較・選択してください。
マネックス証券|米国株
出典: SEC EDGAR + Yahoo Finance(四半期化・分割調整済み、データ更新 2026-10-18)。情報提供・教育目的であり投資助言ではありません。データの作り方