S&Pグローバル(SPGI) vs インターコンチネンタル取引所(ICE)
S&P Global(S&Pグローバル) と Intercontinental Exchange(インターコンチネンタル取引所) の主要指標を実データで並べて比較します。青い地のセルは、その指標で数字が有利な方(PER・PSR は低い方、成長率・利益率は高い方)です。
S&Pグローバル と インターコンチネンタル取引所、どっちを選ぶ? 「買い/売り」は断定できません。重視する軸で下の表を見てください:
- 割安さ重視 → PER・PSR が低い方
- 成長重視 → 売上 前年比 が高い方
- 収益性重視 → 営業利益率・粗利率 が高い方
- 株価と業績のズレを見たい → 乖離度(プラスが大きいほど株価先行、マイナスは業績先行)
5つの質問で比べる
| 質問 | SPGI | ICE |
|---|---|---|
| 稼ぐ力は? | 本業のもうけは売上100円で44円営業利益率 43.9%(直近4四半期) | 本業のもうけは売上100円で41円営業利益率 40.7%(直近4四半期) |
| 伸びている? | 売上は1年前より+9%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.3倍 | 売上は1年前より+7%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.4倍 |
| つぶれにくい? | 金融機関は別の物差し預金・貸出が本業のため、現金と借金の比較は当てはまりません | 金融機関は別の物差し預金・貸出が本業のため、現金と借金の比較は当てはまりません |
| 株価と業績の伸びの差は? | 売上の伸びが株価より速い株価の伸び − 売上の伸び = −10pt(直近2年) | 売上の伸びが株価より速い株価の伸び − 売上の伸び = −13pt(直近2年) |
| 同業と比べて? | 金融で 13社中 7位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=44% | 金融で 13社中 6位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=45% |
目安は過去の決算から機械的に出したもので、売買のおすすめではありません。判定の決め方は各銘柄ページと同じです。
稼ぐ力:売上100円の使いみち
作るのにかかったお金売上原価研究開発研究開発費販売・管理の費用販管費など税金など税・その他最後に残るお金純利益
直近4四半期で、売上100円のうち最後に残るお金は SPGI が 30円、ICE が 30円 です。
手元に残るお金(売上100円あたりの純利益)
SPGI(FY25(2025年12月期)まで)ICE(FY25(2025年12月期)まで)
伸び:売上の推移(比較できる最初の年度=100)
SPGI(FY25(2025年12月期)まで)ICE(FY25(2025年12月期)まで)
SPGI は 1.4倍、ICE は 1.3倍(各社の最初の年度からの伸び)。会計年度の締め月は会社ごとに違うため、横軸は「直近年度から何年前か」でそろえています。
つぶれにくさ:売上100円あたりの自由に使えるお金(FCF)
SPGI(FY25(2025年12月期)まで)ICE(FY25(2025年12月期)まで)
FCF=営業CF − 設備投資。マイナスの年は、本業の現金だけでは投資をまかなえていない年です。設備投資のデータが取れない年は線が途切れます。
期待:株価と業績のズレ(乖離度)と PSR
乖離度=直近2年の株価の年平均成長率 − 売上の年平均成長率。右(オレンジ)は株価先行、左(青)は業績先行。割安・割高を示すものではありません。
会社の値段は売上の何年分?(年度末の PSR)
SPGI(FY25(2025年12月期)まで)ICE(FY25(2025年12月期)まで)
主要指標の比較
| 指標 | SPGI | ICE |
|---|---|---|
| 時価総額 | $127.6B | $74.7B |
| PER(TTM) | 26.7× | 18.5× |
| PSR | 8.1× | 5.6× |
| 売上 前年比 | +10% | +11% |
| 営業利益率 | 48% | 39% |
| 粗利率 | 70% | — |
| 乖離度(直近2年) | -10.1pt | -13.0pt |
まとめ: PERが低いのは Intercontinental Exchange(ICE)、高成長(売上YoY)は Intercontinental Exchange(ICE)、高収益(営業利益率)は S&P Global(SPGI)。 ※ 各指標の数字の比較で、銘柄の優劣や推奨ではありません。投資助言ではありません。
技術・事業の違い
ともに金融インフラ企業だが、収益源の性質が異なる。
- SPGI(S&Pグローバル)は信用格付け、指数(S&P 500等のライセンス)、市場データ・分析が柱で、発行体や運用会社から手数料を得る。
- ICEは取引所運営(先物・NYSE)に加え、データ配信や住宅ローン関連サービスを持つ。
- SPGIは格付けと指数という規制・ブランド色の強いビジネス、ICEは売買高に連動する取引所収益という違いがある。
よくある質問
S&Pグローバル と インターコンチネンタル取引所、PERが低いのはどっちですか?
PER(TTM)で比べると Intercontinental Exchange(ICE)の方が低い水準です(SPGI: 26.7倍 / ICE: 18.5倍)。PERの低さは将来の成長期待の差も反映するため、PERだけで株価の水準の良し悪しは決まりません。成長率・利益率と併せて見てください。
S&Pグローバル と インターコンチネンタル取引所、どっちが高成長ですか?
直近の売上 前年同期比は Intercontinental Exchange(ICE)の方が高いです(SPGI: +10% / ICE: +11%)。
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出典: SEC EDGAR + Yahoo Finance(四半期化・分割調整済み、データ更新 2026-10-18)。情報提供・教育目的であり投資助言ではありません。データの作り方