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決算プレビュー / マイクロン(MU)

マイクロン(MU)決算の結果【2026年9月30日】売上 $54.2B・粗利率 86.8%|次回は12月中旬(目安)・日本時間

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マイクロン・テクノロジー(MU)は、DRAM・NAND・HBM を製造するメモリ半導体の大手です。9月30日に発表した2026年度第4四半期(6〜8月期)は、売上高 $54.2B(前年同期の約4.8倍)・粗利率 86.8%で、会社は次の四半期の売上を $61.5B 前後と見込んでいます。この記事では、結果の数字と、次回(12月中旬が目安)の日本時間・8四半期の推移・事業別の売上・見どころを、SEC に提出された決算資料(8-K)と EDGAR の実データで整理します。

9月30日の結果(2026年度第4四半期・6〜8月期)

指標(GAAP)第4四半期前年同期比前年同期前四半期
売上高$54.2B+379%$11.3B$41.5B
粗利率86.8%+42.1pt44.7%84.6%
営業利益率80.7%+48.4pt32.3%80.4%
純利益$37.7B+1,078%$3.2B$28.2B
EPS(希薄化後)$32.87+1,061%$2.83$24.67
営業キャッシュフロー$44.0B+667%$5.7B$25.4B

事業部別(第4四半期)

事業部売上高前年同期比粗利率
コアデータセンター$18.0B+1,042%90%
クラウドメモリ$16.3B+258%83%
モバイル・クライアント$13.1B+249%90%
自動車・組み込み$6.8B+376%84%
  • 売上と粗利率:売上は前四半期比+31%、粗利率は 84.6% → 86.8% に上がりました。2026年度の通期売上は $133.2B(前年度 $37.4B)です。
  • データセンター向け:コアデータセンターとクラウドメモリの合計は $34.3B で、売上の約63%。コアデータセンターは前年同期の約11倍になりました。
  • 次四半期の見通し:売上 $61.5B ± $1.5B、粗利率は約86%(GAAP 85.95%)、EPS は $37.84 ± $1.00(GAAP)。
  • 設備投資と現金:第4四半期の設備投資は $10.8B(純額)、期末の現金と有価証券は $73.5B。四半期配当は1株 $0.15 です。

出典: マイクロン 決算発表(SEC 8-K・Exhibit 99.1、2026年9月30日)。前年同期比は発表資料の数字から kabu が計算。上の「前回の決算」「直近8四半期の推移」の表は、SEC の集計データ(10-K の提出後に反映)にまだ第4四半期が入っていないため、第3四半期までの数字です。

発表はいつ(日本時間)

項目内容
現地の発表日12月中旬(過去の発表パターンからの目安・未確定)
時間帯引け後(アフターマーケット)
日本時間日本時間の翌朝(6〜8時台)
前回の発表9月30日(水)(引け後)
対象の四半期2026Q4(2026年6〜8月期・会計年度ベース)

引け後の発表なので、株価の最初の反応は日本時間の早朝、時間外取引に出ます。冬時間(11月第1日曜以降)なので、夏時間より1時間遅い時刻です。Micron の会計年度は暦年とずれているため、四半期名は会計年度ベースです(例: 2026Q4=2026年6〜8月期)。日程は企業の都合で変わることがあります。最新の確定状況は 決算発表スケジュール(毎週更新)、時間外の仕組みは 時間外取引 を参照してください。

前回の決算(2026Q3)— 前年同期比

指標2026Q3(前回)2025Q3(前年同期)前年同期比
売上高$41.5B$9.3B+346%
純利益$28.2B$1.9B+1398%
EPS(希薄化後)$24.67$1.68+1368%
粗利率84.6%37.7%+46.9pt
営業利益率80.4%23.3%+57.1pt
フリーキャッシュフロー$17.6B$1.7B+951%

出典は SEC EDGAR の 10-Q/10-K(GAAP)。会社が決算発表で強調する非GAAP の数字(株式報酬や無形資産の償却を除いたもの)とは差があります(GAAP と非GAAP の違い)。四半期ごとの推移と乖離の分析は マイクロンの銘柄ページ へ。

直近8四半期の推移

四半期売上高前年同期比純利益EPS粗利率
2024Q4$7.8B+93%$887M$0.8035.3%
2025Q1$8.7B+84%$1.9B$1.6738.4%
2025Q2$8.1B+38%$1.6B$1.4136.8%
2025Q3$9.3B+37%$1.9B$1.6837.7%
2025Q4$11.3B+46%$3.2B$2.8544.7%
2026Q1$13.6B+57%$5.2B$4.6056.0%
2026Q2$23.9B+196%$13.8B$12.0774.4%
2026Q3$41.5B+346%$28.2B$24.6784.6%

直近8四半期で売上高は $7.8B → $41.5B(+435%)。粗利率は 35.3% → 84.6% と改善しています。季節性のある企業では、前四半期比ではなく前年同期比で見るのが一般的です。表の「—」は SEC データから取得できなかった項目です。

セグメント別の売上(直近の開示)

事業(2026Q3)売上高構成比前年同期比
クラウドメモリ$13.8B33.2%+307%
コアデータセンター$11.5B27.8%+653%
モバイル・クライアント$11.5B27.8%+254%
自動車・組込み$4.6B11.2%+311%

売上の最大の柱はクラウドメモリ(構成比 33%)、伸び率が最も高いのはコアデータセンター(前年同期比 +653%)です。決算ではセグメントごとの伸びと、会社が示す次四半期の見通し(ガイダンス)が主な材料になります。

次回の見どころ

  • 会社見通し(売上 $61.5B ± $1.5B・粗利率 約86%)との差。中央値は前四半期比で約+13%です。マイクロンは次四半期の見通しを数値レンジで示すため、実績がレンジのどこに来たかと、その次の四半期の見通しが主な材料になります。
  • 粗利率 80% 台が続くか。4つの事業部すべてで粗利率が 80% を超えています(下の結果の表)。メモリは価格が需給で大きく動く市況(シクリカル)の事業なので、価格の勢いについての会社の説明が注目点です。
  • 設備投資の増え方。2026年度の設備投資は $27.4B(純額)で、会社は技術・製品・製造への投資を増やすとしています。供給が増えると価格が下がるのがメモリ市況の典型的な流れなので、2027年度の投資計画の規模が見られます(メモリ市況サイクル)。
  • 顧客との長期契約。会社は「戦略的な顧客契約」が業績の持続性を高めるとしています。契約の期間や数量についての説明があれば、市況の波をどこまでならせるかの材料になります。

いずれも「何を見るか」の整理であり、結果や株価の方向を予想するものではありません。

バリュエーション(PER・PSR の過去中央値との比較)

指標現在(2026Q3 時点)過去中央値(16四半期)位置
PER(TTM)21.7×21.7×中央値と同水準
PSR(TTM)12.2×4.2×中央値より高い

PER・PSR は「市場がどれだけ先の成長を織り込んでいるか」の目安で、高いほど決算に対する期待のハードルも高くなります。ただし PER の分母は GAAP の純利益なので、投資先の評価益や訴訟費用・税金などの一時要因を含む四半期は PER が実力より低く(高く)見えます。上の表の営業利益率もあわせて確認してください。中央値より高い位置にあるときは、数字が良くても株価が下がる材料出尽くしが起きやすい、という見方があります。株価CAGRと売上CAGRのズレ(乖離)は マイクロンの株価と業績のズレ で確認できます。倍率の使い分けは PER・PSR・EV/EBITDA の違い へ。

決算をどう読むか(共通の型)

  1. 予想(コンセンサス)との差を見る。売上・EPS が「良い/悪い」は絶対値ではなく、事前予想との差で決まります(コンセンサス予想)。
  2. 次四半期のガイダンスを見る。実績が予想を上回っても、見通しが弱いと株価は下がることがあります(ガイダンス)。
  3. 利益率の方向を見る。売上が伸びても粗利率・営業利益率が下がっていれば、値下げやコスト増のサインです。
  4. 時間外の反応は翌日に反転することがある。参加者の少ない時間外の値動きだけで判断しない(時間外取引)。

決算の読み方全般は 決算の基礎、株価が反応する仕組みは 決算サプライズと株価 を参照してください。

よくある質問

マイクロン(MU)の決算は日本時間で何時ですか。
12月中旬が目安で、正式な日程は未発表です(2026-10-05 時点)。引け後なら日本時間の翌朝(6〜8時台)になります。確定しだい 決算発表スケジュール に反映されます。
前回の決算はどうでしたか。
2026Q3 の売上高は $41.5B(前年同期比 +346%)、EPS は $24.67(同 +1368%)でした(SEC EDGAR・GAAP ベース)。
決算の結果はどこで確認できますか。
会社の IR ページのプレスリリースが最も早く、同じ内容が SEC の 8-K として提出されます。kabu では ニュース に SEC 提出書類が流れ、翌週以降の 銘柄ページ の四半期データに反映されます。
マイクロンの会計年度はいつ始まりますか。
マイクロンの会計年度は 52/53 週制で、9月初め(8月末の翌日)に始まり、翌年の8月末〜9月初めに終わります。9月末の発表は「第4四半期(6〜8月)」の決算で、通年(会計年度)の数字もこのときに出ます。kabu の四半期ラベルはこの会計年度ベースです。
メモリ株は PER が低いのに割安と言えないのはなぜですか。
市況株は利益がピークのときに PER が低く見え、利益が落ち込むと PER が急上昇します。PER だけでなく、粗利率の方向とメモリ価格の見通しをあわせて見るのが一般的です。メモリ市況サイクル に詳しく書いています。
マイクロンの9月30日の決算はどうでしたか。
2026年度第4四半期(6〜8月期)の売上高は $54.2B(前年同期比+379%)、粗利率は 86.8%、純利益は $37.7B でした。次の四半期の売上は $61.5B ± $1.5B と見込んでいます(会社の決算発表・GAAP)。
マイクロンの9月30日の決算はどうでしたか。
2026年度第4四半期(6〜8月期)の売上高は $54.2B(前年同期比+379%)、粗利率は 86.8%、純利益は $37.7B でした。次の四半期の売上は $61.5B ± $1.5B と見込んでいます(会社の決算発表・GAAP)。
マイクロンの9月30日の決算はどうでしたか。
2026年度第4四半期(6〜8月期)の売上高は $54.2B(前年同期比+379%)、粗利率は 86.8%、純利益は $37.7B でした。次の四半期の売上は $61.5B ± $1.5B と見込んでいます(会社の決算発表・GAAP)。

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