パランティア(PLTR)決算 11月2日|日本時間はいつ・前回の数字・見どころ
発表はいつ(日本時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現地の発表日 | 11月2日(月)(Nasdaq カレンダーで確定・2026-10-18 時点) |
| 時間帯 | 引け後(アフターマーケット) |
| 日本時間 | 11/3(火)06:00〜08:00 ごろ |
| 前回の発表 | 8月3日(月)(引け後) |
| 対象の四半期 | 2026Q3(2026年7〜9月期) |
引け後の発表なので、株価の最初の反応は日本時間の早朝、時間外取引に出ます。冬時間(11月第1日曜以降)なので、夏時間より1時間遅い時刻です。日程は企業の都合で変わることがあります。最新の確定状況は 決算発表スケジュール(毎週更新)、時間外の仕組みは 時間外取引 を参照してください。
前回の決算(2026Q2)— 前年同期比
| 指標 | 2026Q2(前回) | 2025Q2(前年同期) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | $1.9B | $1.0B | +93% |
| 純利益 | $1.1B | $327M | +225% |
| EPS(希薄化後) | $0.41 | $0.13 | +215% |
| 粗利率 | 84.7% | 80.8% | +3.9pt |
| 営業利益率 | 47.1% | 26.8% | +20.3pt |
| フリーキャッシュフロー | $1.2B | $532M | +126% |
出典は SEC EDGAR の 10-Q/10-K(GAAP)。会社が決算発表で強調する非GAAP の数字(株式報酬や無形資産の償却を除いたもの)とは差があります(GAAP と非GAAP の違い)。四半期ごとの推移と乖離の分析は パランティアの銘柄ページ へ。
直近8四半期の推移
| 四半期 | 売上高 | 前年同期比 | 純利益 | EPS | 粗利率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024Q3 | $726M | +30% | $144M | $0.06 | 79.8% |
| 2024Q4 | $828M | +36% | $79M | $0.03 | 78.9% |
| 2025Q1 | $884M | +39% | $214M | $0.08 | 80.4% |
| 2025Q2 | $1.0B | +48% | $327M | $0.13 | 80.8% |
| 2025Q3 | $1.2B | +63% | $476M | $0.18 | 82.4% |
| 2025Q4 | $1.4B | +70% | $609M | $0.26 | 84.6% |
| 2026Q1 | $1.6B | +85% | $871M | $0.34 | 86.8% |
| 2026Q2 | $1.9B | +93% | $1.1B | $0.41 | 84.7% |
直近8四半期で売上高は $726M → $1.9B(+167%)。粗利率は 79.8% → 84.7% と改善しています。季節性のある企業では、前四半期比ではなく前年同期比で見るのが一般的です。表の「—」は SEC データから取得できなかった項目です。
セグメント別の売上(直近の開示)
| 事業(2026Q2) | 売上高 | 構成比 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 政府向け | $990M | 51.2% | +79% |
| 商業向け | $945M | 48.8% | +110% |
売上の最大の柱は政府向け(構成比 51%)、伸び率が最も高いのは商業向け(前年同期比 +110%)です。決算ではセグメントごとの伸びと、会社が示す次四半期の見通し(ガイダンス)が主な材料になります。
今回の見どころ
- 会社見通し(7〜9月期の売上 $2.160〜2.164B)との差。中央値は前年同期比で約+83%です。パランティアは見通しを引き上げ続けてきたため、実績に加えて通期見通しをさらに変えるかが見られます。
- 米国の民間企業向けの伸び。前回は $764M(前年同期比+149%)。会社は通期で $3.424B 以上(+134%以上)を見込んでいます。受注の先行指標として、米国の民間向けの残りの契約額(RDV、$6.238B・前年同期比+124%)も公表されています。
- 政府向けの伸び。米国政府向けは $809M(前年同期比+90%)でした。政府の予算や契約の時期によって、四半期ごとにぶれることがあります。
- 伸び率と倍率の関係。会社が強調する「Rule of 40」(売上の伸び率+調整後の営業利益率)は前回155%でした。PSR は前回時点で 50倍前後と、過去の中央値(約32倍)より高い水準です。売上が速く伸びると PSR は下がっていくため、伸び率が続くかと倍率の位置をあわせて見るのが一般的です(パランティアは業績が株価に追いついてきたのか)。
いずれも「何を見るか」の整理であり、結果や株価の方向を予想するものではありません。
バリュエーション(PER・PSR の過去中央値との比較)
| 指標 | 現在(2026Q2 時点) | 過去中央値(16四半期) | 位置 |
|---|---|---|---|
| PER(TTM) | 103.0× | 208.2× | 中央値より低い |
| PSR(TTM) | 50.5× | 27.2× | 中央値より高い |
PER・PSR は「市場がどれだけ先の成長を織り込んでいるか」の目安で、高いほど決算に対する期待のハードルも高くなります。ただし PER の分母は GAAP の純利益なので、投資先の評価益や訴訟費用・税金などの一時要因を含む四半期は PER が実力より低く(高く)見えます。上の表の営業利益率もあわせて確認してください。中央値より高い位置にあるときは、数字が良くても株価が下がる材料出尽くしが起きやすい、という見方があります。株価CAGRと売上CAGRのズレ(乖離)は パランティアの株価と業績のズレ で確認できます。倍率の使い分けは PER・PSR・EV/EBITDA の違い へ。
決算の結果(未発表・発表後に追記)
発表後、SEC に提出される 8-K(Item 2.02)と 10-Q/10-K の数字をもとに、この記事に結果を追記します。それまでの速報は、会社の IR ページと ニュース(SEC 提出書類フィード) で確認できます。
決算をどう読むか(共通の型)
- 予想(コンセンサス)との差を見る。売上・EPS が「良い/悪い」は絶対値ではなく、事前予想との差で決まります(コンセンサス予想)。
- 次四半期のガイダンスを見る。実績が予想を上回っても、見通しが弱いと株価は下がることがあります(ガイダンス)。
- 利益率の方向を見る。売上が伸びても粗利率・営業利益率が下がっていれば、値下げやコスト増のサインです。
- 時間外の反応は翌日に反転することがある。参加者の少ない時間外の値動きだけで判断しない(時間外取引)。
決算の読み方全般は 決算の基礎、株価が反応する仕組みは 決算サプライズと株価 を参照してください。