QQQの構成銘柄を業績で見る【2026年6月末時点】上位20社の利益率・売上の伸び・株価と業績のズレ
人気の ETF QQQ(ナスダック100に連動する ETF)を買うと、どんな会社をどれだけ持つことになるのでしょうか。この記事では、ETF が SEC に提出した保有明細から上位の会社と構成比を取り出し、1社ずつ「売上100円でいくら残すか」「売上がどれだけ伸びているか」「株価と業績のどちらが先に伸びたか」を kabu のデータで並べます。
QQQの中身:上位10社で47.8%
インベスコ QQQ(Invesco QQQ Trust)はナスダック100指数に連動する ETF で、2026年6月30日時点で 104銘柄・純資産 約4,901億ドルです。上位10社で全体の47.8%、上位20社で67.1%を占めます。
| # | 会社 | 構成比 | 売上100円で残る利益 | 売上の伸び(前年比) | 乖離度(直近2年) | 株格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エヌビディア(NVDA) | 7.6% | 64円 | +83% | −42pt・業績先行 | GPFL |
| 2 | アップル(AAPL) | 6.7% | 28円 | +14% | +6pt・おおむね連動 | SPEL |
| 3 | アルファベット(GOOGL) | 6.3% | 55円 | +20% | +24pt・株価先行 | GPEL |
| 4 | マイクロン(MU) | 5.6% | 56円 | +167% | +74pt・株価先行 | GPEL |
| 5 | マイクロソフト(MSFT) | 4.3% | 40円 | +18% | −23pt・業績先行 | GPFL |
| 6 | AMD | 4.1% | 16円 | +40% | +46pt・株価先行 | GPEL |
| 7 | アマゾン(AMZN) | 4.0% | 17円 | +16% | −1pt・おおむね連動 | GPFL |
| 8 | テスラ(TSLA) | 3.3% | 3.7円 | +12% | +37pt・株価先行 | SPEL |
| 9 | インテル(INTC) | 3.0% | −20円 | +7% | +102pt・株価先行 | SIEL |
| 10 | ブロードコム(AVGO) | 2.8% | 43円 | +49% | +27pt・株価先行 | GPEL |
構成比は インベスコ QQQ(Invesco QQQ Trust) が SEC に提出した保有明細(Form N-PORT、2026年6月30日時点・2026-08-28 提出)から計算。同じ会社の複数の株式クラス(アルファベットの A 株と C 株など)は合算しています。売上100円で残る利益(純利益率)と売上の伸びは直近4四半期、乖離度は直近2年の株価の年率の伸び − 売上の年率の伸びで、kabu が SEC EDGAR の決算データから計算した値です(2026-09-26 時点)。
今回の見どころ
- 半導体が約3割:kabu のセクター分けで、半導体が構成比の30.6%、製造装置が6.9%です。エヌビディア・マイクロン・AMD・インテル・ブロードコムが上位10社に入っています。
- マイクロンが4位:売上が前年比+167%(直近4四半期)に伸びたマイクロンが、構成比5.6%で4位に入りました(半導体35社の決算まとめ)。
- 残る利益は会社によって大きく違う:構成比で加重すると売上100円で20円が残りますが、エヌビディアの64円から、テスラの3.7円、インテルの−20円(赤字)まで幅があります。
- 株価先行の会社が構成比の半分:乖離度で見ると、株価先行の会社が構成比の49.9%、業績先行が21.4%です。構成比で加重した乖離度は+24pt で、S&P 500(SPY)の+11pt より大きくなっています。
中身全体を業績で見ると
kabu が分析している会社は、QQQの構成比の 88.8% にあたります(65社)。この部分を構成比で加重平均すると、次のようになります。
| 指標 | 構成比で加重した値 |
|---|---|
| 売上100円で残る利益(純利益率) | 20円 |
| 売上の伸び(前年比) | +35% |
| 乖離度(直近2年) | +24pt |
| 株価先行の会社の構成比 | 49.9% |
| おおむね連動の会社の構成比 | 16.9% |
| 業績先行の会社の構成比 | 21.4% |
加重平均は、kabu が分析している会社の部分だけで計算しています(ほかの会社は含みません)。乖離度は事実の比較で、判断ではありません。
セクターで見ると
| kabu のセクター | ETF の構成比 |
|---|---|
| 半導体 | 30.6% |
| ソフトウェア | 21.9% |
| メガキャップ | 14.0% |
| 半導体製造装置 | 6.9% |
| 生活必需品 | 5.7% |
| ヘルスケア | 3.0% |
| ネットワーク | 2.0% |
| 一般消費財 | 1.9% |
| 通信 | 1.5% |
| 電力・原子力 | 0.4% |
kabu が分析している会社の部分だけを、kabu のセクター分けで集計しています。
11〜20位
| # | 会社 | 構成比 | 売上100円で残る利益 | 売上の伸び(前年比) | 乖離度(直近2年) | 株格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | メタ(META) | 2.6% | 30円 | +28% | −16pt・業績先行 | GPFL |
| 12 | アプライド・マテリアルズ(AMAT) | 2.5% | 30円 | +8% | +54pt・株価先行 | SPEL |
| 13 | ウォルマート(WMT) | 2.4% | 3.0円 | +6% | +22pt・株価先行 | SPEL |
| 14 | ラムリサーチ(LRCX) | 2.3% | 31円 | +26% | +64pt・株価先行 | GPEL |
| 15 | シスコシステムズ(CSCO) | 2.0% | 21円 | +12% | +46pt・株価先行 | SPEL |
| 16 | コストコ(COST) | 1.8% | 3.0円 | +9% | +6pt・おおむね連動 | SPEL |
| 17 | KLAC | 1.7% | 36円 | +12% | +51pt・株価先行 | SPEL |
| 18 | Sandisk Corp.(SNDK) | 1.5% | — | — | — | — |
| 19 | ネットフリックス(NFLX) | 1.3% | 28円 | +16% | −8pt・業績先行 | GPFL |
| 20 | パロアルトネットワークス(PANW) | 1.2% | 2.7円 | +24% | +28pt・株価先行 | GPEL |
よくある質問
QQQの構成銘柄の上位は?
2026年6月30日時点の保有明細では、エヌビディア(NVDA) 7.6%、アップル(AAPL) 6.7%、アルファベット(GOOGL) 6.3%、マイクロン(MU) 5.6%、マイクロソフト(MSFT) 4.3%の順でした。上位10社で全体の47.8%を占めます。
QQQの中身はどれくらい稼いでいますか?
kabu が分析している会社(構成比の88.8%)を構成比で加重すると、売上100円で残る利益は20円、売上の伸びは前年比+35%でした。
QQQ と S&P 500(SPY・VOO)の中身の違いは?
QQQ はナスダックに上場する大型株100社ほどで、半導体とソフトウェアの比率が高くなっています。S&P 500 は約500社で、ヘルスケア・金融・資本財・エネルギーなども含みます。kabu のデータで構成比を加重すると、乖離度は QQQ が+24pt、SPY が+11pt でした。
この記事はいつ更新されますか?
ETF の保有明細(N-PORT)は四半期末から約60日後に SEC で公開されます。新しい明細が出たあとに、同じページを更新します。
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